輸入住宅のコンセプトとして、一般的な住宅とは異なるデザインなども上げられますが、「長く暮らすこと」も前提としてつくられています。だからこそ、メンテナンスは欠かせません。
輸入住宅のメンテナンスについて解説します。
輸入住宅に使っている輸入建材は、修理や交換の際に時間がかかりそう、在庫がない、仕様が変更になった、といったイメージがつきまといます。
確かに、日本の建材のように、簡単に代替品が見つからない場合もありますが、基本的に施工店は責任をもってメンテナンスをしてくれるはずです。
それでも不安であれば、メンテナンスが不要のものを輸入品、メンテナンスが必要なものは国産品、と選択するのもおすすめです。
輸入住宅メーカーは、家を建てる前、建てている途中、建てた後で、それぞれの保証制度を用意しています。こだわりをつめた輸入住宅だからこそ、こういった保証制度をしっかり理解しておきましょう。
ジャパンホームシールド株式会社が提供しているサービスです。家を建てる前に、建築地の地盤に合った基礎を提案するため、地盤調査を実施します。引っ越し日から10年間、不同沈下しない地盤品質を保証します。
法律で、ハウスメーカーや工務店などの住宅施工会社は、新築住宅を引き渡した時から10年間は、住宅の基本構造部分の耐久性能、あるいは防水性能が満たさなかった場合、保証しなければならないと決まっています。
この保証システムにハウスメーカーが入っていれば、売り主は無償で修復を行うことができるようになっています。
新築住宅を建てる時、事業者が倒産してしまい、工事が中断してしまった場合でも、完成までサポートしてくれる制度です。
長引いてしまった工事費用の保証、前払い金の損害保証、また、発注者の希望によっては、工事を引き継ぐ業者を斡旋してくれることもあります。