ひとくちにヨーロッパの輸入住宅といっても、その種類やスタイルは実にさまざま。「北欧風」「カントリー風」「南ヨーロッパ風」「地中海風」などがあり、国別に細かく分けていけば、さらにスタイルは多岐にわたります。
ここでは、「フランスの輸入住宅」「イギリスの輸入住宅」「ドイツの輸入住宅」と3つのスタイル別に分けて、それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。各スタイルで、デザインや工法においてそれぞれ異なる特徴があり、好みも分かれると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
フレンチスタイルの輸入住宅は、大きく「南フランス」「北フランス」の2種類に分けられます。いわゆる「プロヴァンス」と呼ばれるスタイルは南フランスの方の分類。「フレンチカントリー」は、北フランスの分類に当てはまります。
南フランスのスタイルはシンプルなラインとほどよい大きさ、L字型か長方形の典型的な住宅レイアウトが特徴で、S字カーブ状の屋根瓦や、ヴォレ(厚い木製雨戸)の付いた窓もポイントになります。
一方、北フランスのスタイルは、しとしとと降り続く雨が流れやすいように屋根の勾配がきつくなっているのが特徴的。とんがり屋根のおしゃれでかわいらしい外観が魅力的。
イギリスの輸入住宅の外観イメージは“ドールハウスのような家”。日本の明治・大正時代の洋館のような雰囲気を想像してみてください。
イギリスの文化の特徴は、古いものを大事にすること。もちろん、建築にも顕著に表れています。イギリスの輸入住宅のパターンは、大きく分けて2つ。「コッツウォールズ地方」と「ティンバースタイル」です。
コッツウォール地方は、イングランド中央部に位置。この地特有の石を用いた住宅のデザインに思う気があります。ティンバースタイルは、漆喰の塗り壁が織りなすコントラストと、オーク材を用いた造りが特徴です。それでは、伝統を重んじたイギリスの輸入住宅をじっくりご堪能ください。
ドイツの家はまず、大きな三角屋根が特徴。さらに屋根の勾配が急なの点も特筆です。メルヘンな世界から飛び出してきたかのような、美しいデザインが目を引きます。
特徴的な屋根はデザイン面のみでなく、機能性にも注目したいところ。急勾配の屋根だと、大窓を採り入れられるメリットがあります。ほかに、屋根下に大きなゆったりした空間を設けられるので、収納スペースとして最適です。
自然の力を最大限に活用できる「パッシブデザイン」も見逃せません。より少ないエネルギーで、より快適に暮らせる。自然にも人にも優しいドイツの輸入住宅の数々をご覧くださいね。
ヨーロッパに限りませんが、輸入住宅では「ツーバイフォー工法」が多く採用されます。床や壁、天井の「面」で支える工法のため、耐久性・耐震性に優れているのが特徴です。
また、輸入住宅の多くは断熱性にも優れており、気密性の高い住まいが実現できるメリットもあります。
さらに、壁や床の構造体をパネルとして工場生産し、施工現場へ搬入してから組み立てを行う、「パネル工法」も多く取り入れられます。
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